証明書の発行元(認証局)
eMudhra(emSign)のセキュリティ対応状況
この事業者は利用者のサーバーで PHP を動かしていないため、対応状況の登録はありません。
インドの認証局。emSign の G1 ルートは引き続き信頼されているが、emSign ECC Root CA - G3 は Firefox から削除された。eMudhra の声明では G1 ルートの証明書は引き続きサポートされるとしている。報道(The Register、10月22日)では公開サーバー証明書の事業から撤退すると伝えられている。
事業者自身のセキュリティ事故
2026年10月の中間CA秘密鍵の問題(CVE-2026-111943)
対応中公式発表 · 2026-10-28概要
公式声明(10月20日公開、28日更新、調査継続中):2025年4月30日に作成した中間CA 8つの秘密鍵に問題があり(10月17日に外部の研究者が報告)、悪用されれば任意のドメインの証明書を発行できた。eMudhraは10月18日に8つすべてを失効させた。8つのうち7つは本番で使われておらず、使われた1つもサイト向けの証明書を発行していないとしている。ブラウザ各社が対象を遮断し、Mozillaは10月20日にこれらの上位の emSign ECC Root CA - G3 を削除した。影響はこのルートにつながる証明書に限られ(米国の1顧客グループ)、G1 ルートの証明書は引き続き有効で、eSignature などの利用者は対応不要としている。希望者には Sectigo 発行の証明書も提供する。10月26日の謝罪声明では、原因はスクリプトの誤りで弱い鍵のCAを発行したことだと認め、問題の確認から14時間以内に失効させたこと、インフラや顧客データの侵害はないことを説明し、影響を受けたG3の顧客と影響のないTLSの顧客を無償で別の証明書へ移行中とした。CCADBを通じて原因分析を公表し、外部の専門家による検証も依頼するとしている。10月28日の更新(Update 6)では、影響を受けたG3の階層で発行された約30,800枚の証明書は米国の1顧客グループのもので、この顧客はすでにG1 RSAルートからの代替発行を使っているとした。公開TLS証明書事業を自主的に縮小しており、この顧客の移行が終わればG1からのTLS証明書の発行も停止する。ほかのTLS顧客の大半はすでに別の事業者へ無償で移行済みで、残りも数日中に移行させる予定。電子署名(DSC・eSign)やemSigner、CertiNext、SecurePass、PrivaTrustには影響がないとしている。
利用者の対応:
証明書が emSign ECC Root CA - G3 につながっている場合は、すでに Firefox などでエラーになるため、至急別の認証局の証明書に入れ替える。eMudhra は公開TLS証明書の事業を縮小し、G1 からの発行も移行完了後に停止するとしているため、G1 ルートの証明書を使っている場合も、eMudhra が案内する無償の移行を受けるか、別の認証局(Let's Encrypt やホスティング事業者の無料証明書など)へ切り替える。サーバーから外部へ HTTPS 接続する場合(PHP の cURL など)は、OS の ca-certificates を更新する。
出典: https://emudhra.com/en/post/certificate-security-incident
確認日: 2026-10-29
このツールが事業者を見分ける手がかり
- 証明書の発行元(O)に含まれる文字列
eMudhra- ブラウザが信頼しなくなったルート証明書
emSign ECC Root CA - G3